半期決算の功罪
たぶん、罪しかないです。
こんばんは。お久しぶりです。
更新が本当に暫くなかったんですが、特にストレスフリーであったわけでもなく。ただただ「なぜこんなこと、しているんだろう」という疑問ばかりが募る毎日です。
却説。
9月末ということで、半期決算の会社も多いのではないでしょうか。
常々本当に不思議なんですが、なんで期末になると気が狂ったみたいに追い込みに入るんでしょうね。
無理矢理に設定した納期や、請求締め切りなど多くの人に多くの負荷をかけて、この決算という行事は達成されるわけです。
当たり前に考えたら、なぜこんな決算などというイベントが発生するかというと、会計監査などで必須になるからなんでしょうね。不正などがなかったかどうかをそこでチェック入れておかないと、上場企業なんかはえらい話になる訳です。
株式上場などしている会社だと、投資家の指標になったりするから、まぁそれはそれで大事ではないかというところは認めましょう。粉飾などで大損をする人も出たりするのでしょう。
ただ、別に上場企業でもない会社がどうして決算に血道をあげるのかは、いまいちピンと来ないところです。
会社の通信簿という位置づけですから、大きな会社はそれがそのまま会社の成績になる訳でしょうし、そこまで大きくなくとも銀行などの借り入れなんかに影響するという事でしょうか。
そう考えると決算の功罪の正体は、実は会社の目標設定かもしれませんね。
無理な設定を添えるから、どこぞの会社のように「チャレンジ」なんてしなくてはならなくて、達成できそうもないから、粉飾に走るというわけです。
日本人には向いてない制度だなと思います。
恥の文化である日本では、目標未達は切腹もんで辛く感じるのでしょう。だから少々(例えば他人が死んだりしても)目標達成が優先されるわけです。
そう、目標は人命より重い。
そういう社会なんですねー。日本って。